R10でル・マンに挑む
アウディ(Audi)R10で挑む2007年ル・マン24時間耐久レースは、6月16日にスタートが切られます。
アウディR10は2006年のル・マンでいきなりの優勝を果たしたマシンですが、なにより「ディーゼルエンジン」での優勝という新たな金字塔を打ち立てたマシンです。
R10はALMS「アメリカンルマンシリーズ」においても開幕8連勝を飾るほか、LMP1クラスでも正に敵なしの状態。
今年もR10の独壇場かと思いきや、「プジョー」という新たな強敵が進出しました。
もともとプジョーはル・マンの常連で、ユノディエールの直線(シケインがないころ)の最高速記録を持っていたほどのチームなのです。
このプジョーのマシンもR10と同じディーゼルエンジン。
ル・マンもいよいよディーゼル時代に世代交代となるのでしょうか。
ディーゼルエンジンはもともとエネルギー効率が高いため燃費がよく、かつ低回転でも高いトルクを発生する性質を持ちます。
よって、
<1>耐久レースでは給油のためのピットストップの回数を抑えられる。
<2>常用回転域が低いことからエンジンのスタビリティが高く、トランスミッションなどの駆動系への負担も軽減される。
<3>補機類も少なく押さえられるためエンジンが軽量化できる。
など、まさに耐久レースのためのマシンになるわけです。
今年もアウディR10の活躍に期待しています。
ただ、日本国内では今のところル・マンのTV中継は予定されていないのがとても残念に思われてなりません。