アウディ(Audi)2.0TFSIユニット
アウディの2.0TFSIエンジン(2リッター4気筒ターボエンジン)はA3、A4、A5、TTに搭載され、フラットで骨太なトルクと小気味よいアクセルレスポンスが自慢のエンジンであるが、どうやらバージョンアップが近いようだ。
海外各誌の情報によると、2.0TFSIユニットは、第2世代となるべく以下のポイントで開発が進められている。
・アウディバルブリフトシステムの搭載
・レギュラーガソリン対応
・バイオエタノール対応
・エンジン自体の軽量化
これらのポイントは高出力と低燃費を両立し、燃料コストの低減も図ろうとする贅沢なプランであるようだ。
現在アウディではバイオエタノール燃料の使用は禁止しているが、時代の要請には当然応えていかなければならない。
エタノール燃料といえば以前に「ガイアックス」があったが、発火事故が相次いだためお取り潰しとなっている過去もあり、安全性の確保には十分な検証が必要だ。
ここからは私の考察であるが、アウディバルブリフト機構の搭載により更なる高出力が期待されるが、今後の2.0TFSIエンジンは2分化していくことになるだろう。
すなわち、スポーツ志向ユニットと環境志向ユニットである。
アウディバルブリフト機構は二つのカムシャフトを機械式で切り替えるシステムで、複雑な機構を必要としないためコストを抑えつつ大きな効果を発揮する。
つまり、セカンダリーのカムプロファイルを変えるだけで性格のまったく違う二つのユニットができあがるということだ。
TT-Sには300hp程度にチューンされた2.0TFSIが搭載されると予想されているが、このユニットこそスポーツ志向の2.0TFSIユニットに違いない。
一方環境志向ユニットはレギュラー・バイオエタノール対応とし、かつ低燃費性能を向上させたユニットとしてA6までの各シリーズに供給されるのではないだろうか。
環境配慮へのアピールと実質的なラインナップの拡大をもたらす十分なメリットがあると考えるがいかが?