アウディ(Audi) TT 2.0TDI
アウディ(Audi)はプレスリリースでディーゼルエンジン搭載の「TT 2.0TDI」を発表した。
TT 2.0TDIは、その名のとおり2リッターTDI(ディーゼル)エンジンを搭載する。
4気筒2リッターTDIエンジンはターボで過給され、170hp/350Nmを発生。ディーゼルならではの図太いトルクが特徴だ。
しかし、最大トルクは1700から2500rpmのかなり低回転域で発生することからも、スコーンと淀みなく回るエンジンではない。
TT 2.0TDIにはクーペとロードスターが用意され、クワトロAWDが装備される。
動力性能的には、0-100km/h加速が7.5秒。最高速度は226km/hとなり十分なパフォーマンスが期待できる。
TDIのメリットとして忘れてならないのが「低燃費」だ。
TT 2.0TDIは100kmあたり5.5リッターという低燃費を実現。近年のユーロトレンドである環境配慮を大いにアピールするところとなっている。
門外漢ながら言わせていただくとすれば、「TTにTDIは必要か?」である。
TTのキャラクターはしなやかで軽快な身のこなしで「ワインディングを駆け抜ける」ではないだろうか。
そこには高回転までストレスなく回るエンジンとのコミュニケーションが重要なファクターになっているに違いない。
TDIエンジンを否定するわけではない。
先進のディーゼルはきわめてクリーンで環境にも優しい。
しかし、A4やA6とのマッチングであるならばともかく、TTとのタッグマッチはいまひとつ腑に落ちない。
確かにル・マン24時間やALMSではアウディR10TDIがレースの歴史を覆した。
デトロイトではR8V12TDIがコンセプトカーではあるがアウディのシンボルとして掲げられた。
しかし、
ライトウェイトスポーツの世界でTDIエンジンが市民権を得るには、アクセルを介したエンジンとのコミュニケーションの飛躍的な向上が不可欠ではないだろうか。