アウディ(Audi) 3リッターV6エンジン with スーパーチャージャー
アウディ(Audi)は、3リッターV6スーパーチャージャーエンジンに関する情報を公開した。
近年アウディでは、高出力と低燃費を両立するため、「排気量の縮小」と「ターボによる加給」を軸として、2.0TFSI、1.8TFSI、5.2V10ツインターボ(RS6)をリリース。
特に前2者は、A3やTTに搭載し高い評価を受けたところ。
しかしアウディは、更なる進化を求めてスーパーチャージャーの採用を進めている。
一般にスーパーチャージャーはターボに比べてレスポンスが良く、2クラス上のNAエンジンを搭載したような感覚が得られる。
これは、排気でタービンを回すターボと違い、エンジンと直結したユニットで加給するためであり、いわゆる「ターボラグ」がないことによる。
しかし、反面ではエンジンの駆動力がスーパーチャージャーの駆動に必要となるためロスが生じ、特に高回転域で顕著に現れる傾向にある。
アウディでは、現行の3.2リッターV6エンジンをベースに3リッターにダウンサイジングしたうえでスーパーチャージャーで加給することにより、290から330hpの出力と420Nm程度のトルクを得る。
また、ユニットをV6エンジンのバンク間に据えることができるため、ターボよりもエンジン全体のダウンサイジングが図られるメリットもある。
このエンジンは、ターボよりもさらに低い2500rpm以下でのトルクを増幅し、NAエンジンのようなトルク特性を持たせ、9.5リッター/100kmというすばらしい低燃費を実現する。
エンジンの呼称はターボではないが「3.0TFSI」とされ、まずはA4に搭載されるようだ。
きっと「A4 3.0TFSI quattro」となるだろう。