アウディ(Audi) トラボリューションを拡大
「トラボリューション」とは?
アウディが提唱する新交通システムであり、信号機のサイクルと現在地から「信号で止まらないように」速度をコントロール管制システムである。
アウディは2008年にトラボリューション構想を発表し、お膝元のインゴルシュタットで実験的に実施。
「信号で止まらない」ということで、停止状態や低速状態からの加速機会が減少し、燃費向上やCo2排出削減に大きく寄与する。
実際に燃料消費がもっとも多いのは、停止状態からトップギアに変速されるまでの間であることが、実験で明らかになっている。
また、信号停止が減少すれば、渋滞の緩和にも大きな影響を及ぼす。
渋滞は、青信号でのアクセルタイミングと赤信号でのブレーキタイミングの個人差により、「1/fゆらぎ」理論が作用して起こるケースが多い。
信号停止がなくなれば、渋滞も緩和されるというわけだ。
アウディは、ダニューブ市内においてアウディQ5を15台使用した公道実験を行うことを発表。アウディ自身、新交通システムの普及により、「ドイツの全信号機と車両で通信ができれば、年間CO2排出量は200万t削減できる」と語る。