アウディ(Audi) A1 e-tron
アウディ(Audi)は、フルEVの「アウディA1 e-tron」のイメージビデオを公開した。
「e-tron」とは、アウディにおける電気自動車(EV)の呼称であり、「A1 e-tron」は、A1ベースのEVである。
本年3月に一部情報がリークされた後、沙汰止みとなっていたが、ここにきてまたもや唐突にビデオ公開となった。
どうやらアウディは「サプライズ」路線に転向したようだ。
ビデオは、EVならではの「静」と車本来の「動」が対照的に表現されており、都会の雑踏を無音でいなしていく姿が印象的である。
さて、アウディA1 e-tronのマシンスペックであるが、動力は75kw(102ps)/240Nmの電気モーターであり、12kwhのリチウムイオンバッテリーパックで駆動する。
バッテリーパックは運転席と助手席の間のカートリッジ部に装着され、フロングリルのシルバーフォーリングスからプラグインで充電。まるで「マイボトル」のようなカートリッジによる航続距離は約50kmで、シティコミューターとして、あるいは日常のタウンユースとしては不足はないだろう。
しかし、長距離ドライブについても用意は周到で、「レンジ・エクステンダー」と称するシングルローターのロータリーエンジンを搭載する。
このエンジンは、駆動用ではなく、発電・充電用のエンジンであり、約250km遠出ができる。
もちろん、レンジ・エクステンダーは単なる遠出用というわけではなく、EVの泣き所である「バッテリー切れによる立ち往生」の恐怖から解き放ってくれる何よりの装備なのである。
こうした機構により、燃料消費は1.9L/100km、Co2排出は45g/kmという驚異的な環境性能を誇る。
それでいて、最高速は時速130km、0-100km/h加速は10.2秒と、何不自由のない基本性能を与えらるから驚きだ。
またまた悩ましいアイテムのお出ましである。