アウディ(Audi) Q5ハイブリッド用バッテリー詳細
アウディ(Audi)は、2011年中にリリースするSUV「アウディQ5ハイブリッド」に搭載するバッテリーシステムを公開した。
アウディQ5用バッテリーは、三洋電機製のリチウムイオン2次電池、電池のみの走行も可能。
電池パックの重量は35kgで、容量1.3kWh、電圧266V、セル数72。
電池寿命を最大限に確保するため、温度上昇に沿った段階的なクーリングシステムを作動させる。
ショートや熱暴走などに対応するバックアップシステムも充実させ、リスク管理も万全としている。
詳しくは以下、「日経新聞」の記事を参照されたい。
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ドイツAudi社は,米国パサデナで開催中の車載電池用カンファレンス「AABC 2011」の「AABTAM(Advanced Automotive Battery Technology,Application and Market)」において,「Battery System for Audi's Q5 Hybrid Vehicle」と題して講演した。ハイブリッド車「Q5 Hybrid」は2011年に発売される予定で,三洋電機製のリチウム(Li)イオン2次電池を搭載している。同車は1モータのハイブリッド・システムながら,エンジンとモータをクラッチで切り離して,モータのみで3km程度のEV走行が可能である。
Liイオン2次電池の容量は1.3kWhで,電圧が266V。セル数は72。電池パックの重さは35kgで,電池パック全体でのエネルギー密度は37Wh/kg,出力密度は1143W/kgである。電池パックに占めるセルの重さは52%という。
電池パックの冷却は3段階で制御している。電池パックの温度が34.5℃を超えると車内の空調(エアコン)が入り, 37℃を超えると,エアコン用のエバポレータから電池パックに送風する。さらに,42℃を超えた場合は,電池パックに装着した空冷装置が作動する。
Audi社では,電池パックの寿命向上を図るため,セルの温度管理を徹底した。セルの配置や冷却用の空気の流れを最適化し,電池パック内にあるセルの温度のバラつきを最大5℃に抑えることができるようにしたという。
安全性については,セルが内部の異物によって短絡を起こしても,発火や爆発しないとする。さらに,電池パックでの安全対策として,一つのセルに熱暴走などの異常が生じた際には,電池システムをシャットダウンするほか,セルから生じたガスを電池パックから排出する排気口を設けている。
引用元:日本経済新聞